原作 松本清張(新潮文庫/光文社カッパ・ノベルス)
監督 犬童一心 キャスト 広末涼子、中谷美紀、木村多江
原作が先か、映画が先か(どちらでもよし!)
今までにも原作を越えた映画もあったし
原作と違った映画もたくさんあった
言えば、映画と小説は別物だから違って当然
この作品も部分において違っている
昭和32年というのが、ある面で主役でもある
その時代においての、新しき時代への思いが
原作者松本清張と監督犬童一心と読者・鑑賞者の僕の差異がある
そこに創作されたものの良さがある
差異は彩、それぞれが自分の彩色をつけて
思いをつくり、感じるのである
今までにも原作を越えた映画もあったし
原作と違った映画もたくさんあった
言えば、映画と小説は別物だから違って当然
この作品も部分において違っている
昭和32年というのが、ある面で主役でもある
その時代においての、新しき時代への思いが
原作者松本清張と監督犬童一心と読者・鑑賞者の僕の差異がある
そこに創作されたものの良さがある
差異は彩、それぞれが自分の彩色をつけて
思いをつくり、感じるのである
中谷美紀の好演が拍手喝采モノ!
中堅女優として実力派でこれから5,10年先が見もの。
広末涼子も「鉄道員」からは成長しているが
見劣りするのは禁じえない。
木村多江の好演光っていた。
映画そのものが冬の金沢・能登を舞台としていて暗い部分
中谷・木村の演技が花として光彩を放っていた
まずまずの秀作。