心燃の愛擦

日の出
「出愛は神様からのご褒美」この言葉が生まれたのは、話し言葉からの聞き違いでした。先日、ある彫刻家の言葉で「意図したとおりにならないのは、神様からの贈り物、それを大切にすることが大事ですね。」とお聞きしました。そう考えると私たちは神様からのご褒美や贈り物の中で生かされているように思えます。
ご縁があって、二〇〇二年に初めてアメリカで「チャリティー遊書展」をさせて頂いて七年、お陰様でお声をかけて頂いて、いろいろな形で八十八回させて頂きました。本当に有難いことです。カンボジア・ケニア・チベットとボランテイア活動も意図したことではありませんが、皆様に後押しされて導いて頂いているように思えます。
昨年五月に満六十歳、神歴(還暦)を迎えて、「童神・成神・老神、人は心磨いて神と成る。」とおこがましい言葉を書かせて頂いて、目標ではありますが老神をめざしています。共に学美愛をしている塾生たちに「世のため人のために」自己実現していこうと教えさせて頂いていますので、自分自身も先ず「できるからことから始めよう」の想いでこれからも、牛の如く一歩一歩大地を踏みしめて歩んでいきたいと願っております。「夢語り」と「チャリティー遊書展」を七年前に人生で一〇〇回したいと目標にして、自分の夢を、心に描き言葉にして文字に書き現し行動させて頂いたら、それが実現してきています。五大陸制覇の夢も残すは南米だけになりました。今年の五月の連休をめざしています。どうぞ、ご縁がございましたら縁の華、縁華を咲かせさせて下さいましたら志合せです。年末十二月に沖縄の小学六年生の子供たち百十八名に「夢現の法則」夢を語らせて頂いたら感動して下さいました。正直なところ彼らが私に勇気を与えて下さいました。人生も夢もまだまだ半ばの思いです。今後ともご指導・ご支援賜りますよう、本年もよろしくお願い申し上げます。         神 謝

二〇一〇年・元旦・甲子園より発信

写真提供・吉沢直美氏