5年前

 出愛は神様からのご褒美。何時何処で誰と何とどのようにどのようなタイミングで出会うかによって、人生は変ると思う。中でも人との出愛は大きいものがある。小学校4年生の時の恩師との出愛、これが今の私を創った。伊豆の踊子、本との出愛。シェーン、映画との出愛。茶道との出愛。たくさんの友、先輩、etc
 今回の沖縄の旅もたくさんの出愛があった。昨年の3月の遊書展で「球志意」という文字を通じて出愛をして、その後、メールを通じて心を通じあうことが出来ているYさん。天使のように素晴らしい、素敵な方だ。Yさんにとっても僕にとっても、出愛を深化させていって、お互いの人生のプラスにして行きたいと願っている。「月の会」というのがあって、ここのメンバーの方がいつも沖縄での遊書展で支援活動をして下さっている。このメンバーでの新海君の激励会に参加して、Rさんにお愛した。凛とした清清しさのある「美らかーぎ=チュラカーギ」(=ウチナーグチ、沖縄の方言で美人という意味)。一目見ても志事が出来ると拝察できる方。このような人とお話しているとそれだけで楽しい。月ぬ美しや(=つきぬかいしゃ)というお仲間の人の居酒屋で談笑して、話に花を咲かせ心を通わせ合う。私にとっては珍しい美味が並ぶ。沖縄には「出逢りば兄弟=イチャリバチョウディ」という言葉があって、友達の友達は友達という感覚がある。勿論、イイ人がいい人を引力で引き合うという作用が働き合う。
 カンボジア小学校建設募金のための美世咲Tシャツを余分に持って行ったのに、足らないようになってしまうほど完売した。
本当に有難いことだ。心から感謝をせずにいられない。

(2005年 1月 31日 [月曜日])