絶唱


薔薇の賛歌
一双の薔薇の蕾の赤い花
   この手にふれて口づけしたし
手のひらで美しく咲け我が野ばら
     雨風吹けどいざおそれずに
薔薇散れば我も散るらむ覚悟にて
      この世の中を突き進めゆけ
眼の前の薔薇(はな)を愛することよりも
        やさしくながめ知ることがよし
青春の心の象徴(しるし)赤い薔薇
         炎の如く一途に燃ゆる
昭和46年(1971)大学4年生の時に書いたものです
「私の青春の絶唱」というタイトルで謳った短歌です
お茶と少女と恋と詩と私
ー衝撃の告白ー
40年前ですね、青春していましたね。
でも、今での変わらない自分を感じます
心燃(しんねん)
いつも心燃やしていたい