青磁茶碗


私の宝物です
壺屋の陶宝堂さんでわけて頂きました。
定価6万円、購入するまで3年 4万5千円にして頂いて
今では、僕の活動の支援者になって頂いています。
ここで甕をわけて頂いて「命どう宝」と書いた作品は
伊是名村長賞を受賞しました。
県内に10近くは作品があると思います。
中国青磁は「一文字」(いちもんじ)という銘のある
西本願寺所蔵の国宝茶碗の写しというか類似作です。
信長と本願寺の合戦で和睦の証として
信長が本願寺に贈ったものです。
大学時代にこの茶碗を持ったことがあるだけに
思い入れがある作品です。
青磁の色艶や光沢はヘップバーンに匹敵する位
静寂の美があります。
もともと抹茶茶碗なんて昔にありません
茶碗を重ね焼きして飲み口が重なって出来たものです
いわば、不良品。そこが、茶人変人の面白いところ
それを景色として愉しむ、遊び心。
実に面白く、悠遊とした遊び心です。