スーパー・チューズデー~正義を売った日~





アメリカ映画の面白いところ、ダーテイーな部分を浮き彫りにして
本当にありそうな話を映画にする
あえて比べれば、ドラゴン・タトウーの女は、もうストーリーを忘れた
これはその点では実に物語性が高く評価できる


栄えあるアメリカ合衆国大統領の座をめざし、
民主党予備選に出馬したマイク・モリスは、
選挙ツアー最大の正念場を迎えようとしていた。
ペンシルベニア州知事として政治家の実績を積んだモリスは、
ハンサムで弁舌に優れ、カリスマ性も十分。
そのうえ清廉潔白な人柄と揺るぎない政治信条で多くの有権者を魅了し、
ライバル候補のプルマン上院議員をじわじわと引き離しつつある。
来る3月15日のオハイオ州予備選に勝利すれば、
その勢いに乗って共和党候補をも打ち破り、
ホワイトハウスの主になることはほぼ確実。
マスコミも「オハイオを制す者は国を制す!」と煽り立て、
一週間後に迫ったスーパー・チューズデーの決戦に全米の注目が集まっていた。
監督・ ジョージ・クルーニー
主演・ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー