大胆に!勇敢に!






大胆に!
勇敢に!

大和撫子の言葉とは思えないほど
大和魂撫子で!


前半総括
立ち上がりは両チーム互角の展開。カナダの激しいチェックに苦しんだ日本はポゼッションでは上回るも、なかなか決定機をつくるまでには至らない。一方のカナダも、日本の組織的な守備の前に、エースのシンクレアまでボールをつなげず、攻撃の糸口をつかめなかった。均衡が破れたのは33分。日本は巧みな連係から澤、大野とつなぐと、大野のヒールパスを受けた川澄が角度のない位置からシュートを決めて先制する。その後は、緊張から解き放たれた日本が次々とチャンスを作り出す。44分には鮫島のクロスから宮間がヘディングシュートを決め2−0。日本が絶好の時間帯にカナダを突き放し、試合を折り返した。
後半総括
前半の勢いそのままに日本が序盤からペースを握る。6分には大儀見が決定機を迎えるが、カナダ守備陣の粘りの前に追加点はならない。逆に10分には一瞬のすきを突かれ、カナダに得点を許してしまう。その後、日本は安藤を投入し3点目を狙いにいくものの、何度となくあったチャンスを決めきれない。カナダも3人の交代を行ったあとに負傷者が出てしまう不運があり、同点に追いつくまでには至らず。結局、試合は2−1のまま終了。日本は磐石の勝利とは言えなかったが、難しい初戦で強豪相手にきっちりと勝ち点3を奪い、幸先の良いスタートを切ることに成功した。