風貌 <10年前のブログより>





まあ長い人生を生きているといろいろなことがある。
嬉恥しの出来事でしたが、今日、写真家の宮坂さんから、去年のクリスマス、六本木の国際文化会館であった写真展の展示作品をお送り戴いた。
 「風節」というタイトルで8人の内のモデルの一人として撮影して頂いた。
遊書展にお越しいただいて「武士道」の字を気に入って下さって、撮影して頂いた。
 プロの志事というのは、流石というか、実に上手に撮っていただいた。
80代、70代、60代という蒼々たるメンバーの方達で、50代の私はまだまだ青二才。
そう学ばせて頂いただけでも大いなる勉強だった。
写真写りには自慢できるほど苦手な私を実にカッコ良く、年相応に年輪というか風節というか風貌を見事に捉えて表現して下さった。
見てくださった方が、みんないい、いいと仰って下さるので、恥かしながらここにご紹介させていただきます。
自分の人間性が美しく出る、美心にはなりたいと思う。
内面が出るということは、人間性を磨かなければならないということである。
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」この言葉は確かリンカーンの言葉だったと思う。

小中学生の顔にも見つめれば「知性」が見つけられる、これが親の遺伝とするならば、ある面で怖い。
知性美、それにこだわって、男の貌を作り上げたい・・・。

プロフィール写真もその時のものですから,10年前の写真です。