『福光』
その優しさが 心に痛い
頑張っての一言が 胸につかえます
許されるなら そっと見守って欲しい
そして、
お願いしたいことを 聞いて欲しい
お金をくださいって言えません
助けてくださいって言えません
何が欲しい 何をして欲しい
そんなことは言えません
ごくごく一部の人がTVで報じられます
それが、さも、みんな同じように・・・
ツライも哀しいも通り越して
愛する人をなくした悲しみは
泣くこともできません
慟哭する気力も奪われてしまって
同情もいりません
かえって、それが辛いのです
同じ情けになれるはずがありません
下手に同情されると、
自分の人間性まで卑下されたようで
被災者、被害者と見下さいないで下さい
心の痛みを分かち合いましょう
頑張ってくださいね、応援しますから
そんな気休めはいりません
ただ、ただ 見守って
そして 『守って』下さい
愛の言葉、元気になる言葉を
それは、人によって違うのです
だから、見守って声をかけて欲しいのです
<阪神大震災で、死に直面して その時の想いを思い出して書いてみました
事情も違います。立場も性格も違います。これは僕個人の思いです>
<一つの赤い,熱いハートの中に福島県の地図が包まれています。
幸福が光ますように。それが復興につながりますように。那覇なかむらそばの新地さんがスポンサーになって
復興支援で作成されたTシャツです。遊書・デザインでお手伝いさせて頂きました>