波愛人・ハート
波愛人
ハート
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夢一輪
commencement(コメスメント=卒業)
米語では始まり、開始という意味がある。
小学校5年生からの教え子で数ある中でも、
薫陶を与えさせていただいたスタッフのA君が20日付けで退職をした。
中学校の時に一度、私のもとから卒業をして、今回2度目の卒業をしていく。
これは二人にとって決して別離ではなく、新たなる記念すべき「始まり」だ。
新しい夢に向けての「開始」なのだ。
君よ泣きたければ泣くがいい、流した涙の一滴が輝いた時、
その光の中に『夢の兆し』が見えるじゃないか。
君よ、別れに祝杯を挙げよう 高らかに!
君の新しき出愛に乾杯をしよう。
我ら互いに心の中で行き続けよう!
涙の向こうに夢があることを信じて
!
『遠き別れに耐えかねて、この高堂に登るかな、
悲しむなかれわが友よ、旅の衣を整えよ』
~島崎藤村の惜別の唄~
早春は別離と出愛の季節。別れがあるから新しい出会いが生まれる。
別れないと新しい出愛が生まれない。
そう思うと出会いもまた愉しと言える。人生、死別以外は全て試練だ。
愛する恋人同士の別れも、新しい出愛のため。
天の計らいだと思えばありがたく受け止められるはずではないだろうか。
そのような視点に立てば、次にもっと素敵な出愛があると思うとワクワクしてくる?と思える。
確かに辛い別れもある。
でもそれはその後の人生に生きる「良薬」なのだ。
良薬はすぐには効かない。
漢方薬のように自然に心に効いてくる。
A君は私の教え子、わが子のような存在であり、時にはパソコンのお師匠さん。
ある面で私のライバルでもあり、かけがえのない友でもある。
手元から、身近な所から離れては行くが、
離れて行って大きく育ってもらわないと、何のために薫陶をしたのかわからないようになる。
高校生になって再び戻って来た時、彼は想像を超えて成長して来た、
この次にどのような再会をするかは判らない、
神のみぞ知ることではあるが、今、この時の別れよりも、この次の出愛の方が楽しみである。
別れる人に夢を託す。出会いの人に夢を運んで来てもらう。
桜が咲いて散るように、潔い別れ、潔い出愛の中で人は哀しさを知り、切なさを知り、優しさを知る。
『夢一輪、あなたの心に咲かせたい』