掃除・創字・創自 |
アメリカに留学している娘が3日に帰って来る。我が家は昭和1ケタ時代に建てられた家に住んでいる。1階がおばあちゃんと家内が、2階は長男と私。ウチには主婦がいない?家内も一緒に塾で先生をしているので、いわば共働き。そのため2階は散らかし放題になるため娘が帰郷するとなると、大掃除に「てんやわんや」となる。今日は1日がかりで2階の大掃除をした。夏物と冬物のスーツの整理が大変。いつも家族中の攻撃と反対を受けて、孤軍奮闘しているのだが、今の人は「捨てることが整理する事とみつけたり」という所があるが、昭和24年の戦後生まれ、団塊の世代の私達?にとっては、お下がりを着て食べるものにも不自由して生きてきたせいか、物に対する執着が強いのか、買ったものをそう易々と捨てることができない。結婚31年目、その当時に買ったスーツで、体形も変りもう着れないけれども、捨てきれずに置いてある物がある。この春先にビニールのゴミ袋に2杯分は捨てた。残念ながら、発展途上国への寄贈もカジュアルなものしか受付して貰えない。「捨てる技術」?という本が結構よく売れたらしい。それも頭では解るが、モノをもっと大切に扱いたいと思うのだが・・・。 私にとって掃除は掃いて除くのではなく、創自、自分を創る・創字、字を創ると書いている。 (2005年 7月 31日 [日曜日])
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やちむん魂 |
やきもの・焼き物・やちむんに魅せられたのはいつの頃だろうか?茶道との出愛があって、その総合芸術の中で一番好きになったのがやきものだ。人は土に還るという言葉があるが、やきものの中にある魅力の虜になった。信じられない話だろうが、大学時代だから20歳前後の頃、美しい女性を見るよりも美しいやきものを見る方が愉しい時があった。茶道部の班活動で散策に行くことがあって池田の逸翁美術館へ行ったことがあった。やきものの鑑賞は全方位360度から眺めることも可能で、高台の作者印を見たり、高台の工夫を見るために下から鏡で見れるように工夫されて展示されていることがある。それを嘗め回すように見て回ったことがあった。これは茶道に導いてくれた叔母と父の影響、そして、私が師事した藪内流というお家元が沢山のお道具を持っていて、それを身近に見るだけでなく道具として触って使っていたことにもよるのだろうと思われる。 西本願寺所蔵の「一文字茶碗」は織田信長が石山合戦で西本願寺との和睦のために贈った名物茶碗で、茶碗の脇腹に焼きあげる時に重ねたために下の茶碗の飲み口が一文字のようにくっ付いたものだが、いわば、茶人変人と言って、このようなものも好むという風流が茶人たる所以で、奥深く面白いところだと私は思っている。これが今まで見た最高傑作で、これと良く似た青磁の一文字茶碗が自分でも持っている最高の茶碗だ。6万円の茶碗を買うのに3年もかかった。金城次郎さんの茶碗・お家元に箱書きをしていただいた信楽焼の茶碗・30年以上も前に韓国で求めた高麗茶碗。一つひとつに作陶家の魂があるように、私にもそれを求めた思い出がある。この写真は先ほどの沖縄で求めた国頭焼とでも言うのか田場さんの作品に小生の文字を書かせていただいたものだ。中央が藁が焼けた時についた文様である。自然にできた模様がひとつの景色として気に入ったものだ。 (2005年 7月 30日 [土曜日])
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一人良懸命 |
昨夜は但馬屋梅田店で1時過ぎまで和気和来とお花詞をしていた。沖縄からのお客様、ジュエリィーデザイナーの山本純子さんが阪急百貨店の催しに展示販売に来られた機会で、そして、いつも私の活動を支援くださっている西宮のネイルアートの原料をアメリカから輸入販売しておられる高野さん、大阪で税務会計事務所をしておられる中尾さんの四人と但馬屋の伊藤社長さん。年代・職種がそれぞれに違ったメンバーで「和牛懐石」の美味として牛さんを頂く。伊藤社長さんの牛への思いは正に世界一。懐石料理のイメージで和・茶道・思いやりと真の贅を尽くした客間作りは圧巻で、その空間は大阪梅田大融寺のビルの地下を離れて、宇宙観すら漂わせ茶室の趣すら味わうことができる。建築デザイナー・建築士・伊藤社長がそのテーマに基づいて建築された。 「日本人」「宇志(うし)=宇宙の志」「一人食懸命」の3本の掛け軸を掛けて頂いている。 この七夕の日にオープンされて私も陰ながら遊書でお手伝いをさせていただいた。この「一人良懸命」は沖縄の熊さんの海厨に掛けてある額、「一食懸命」からヒントを得て、一人の良い人のために命を懸ける一食懸命と書き換えさせて頂いたものだ。 (2005年 7月 29日 [金曜日])
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夢人DVD |
1年前の東京渋谷での遊書展。そこに来て下さって「武士道」の字を見て、即座に「字を書いている所の写真を撮らせて下さい」との依頼を受けて、12月25日の宮坂汪・嘉津子さんの写真展のモデルの一人になって、ミニ写真集をお礼に頂いて、そのクリスマスの日、大阪へ帰って来て焼肉の但馬屋さんの壁の字を書かせて頂いて、3000冊の写真集の発行にご支援に頂いて、その写真集を見て下さった映像工房の国澤さんがボランテイアのお手伝いにと言って、DVDバージョンの「夢人」を製作して下さった。はっきり言ってカッコいい。自分で自分のものをカッコいいというのはおこがましく恥ずかしい限りだが、写真集がDVDの音楽入りで遊書が画面を飛び交うのは、正に字が宇宙を遊んでいるようで愉快・爽快である。これは取りも直さず国澤さんの志事としての技と情熱、思い入れのなされ業だろう。 宮坂さんは1回目の出愛。国澤さんは2回目の出愛で、こちらから御願いして製作してもらったのではなく、『字力』に魅入られてというか、ボランテイア活動への優情・支援として労を尽くして下さった。なんと有難いことだろうと頭を垂れて神謝せずにはおれない。連愛の和が大きく大きく広がってゆくことに歓びを感じる。何の気なしに素直に書いた字が皆さんに喜んでいただいて嬉しい限りである。 (2005年 7月 28日 [木曜日])
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至福の朝食 |
7月27日、西口賢治朝の朝食メニュー。マンゴー1個・コーヒー1杯。マンゴーは昨日、沖縄の山内さん夫婦から送られて来たもの。これを大好きな稲嶺誠吉先生の海の青さの泡ガラスの器に入れて、コーヒーはゴッホのアイリスのマグカップに入れて頂く。今年はマンゴーが不作とかで、先日、行った時も牧志の市場でもあんまり見かけずに、折角気愛を入れてYさんにお贈りする分と自分に買う分を買おうと思っていたのだが求められず、半ば諦めていたところ、思わず山内さんから贈られて来たのは、「想いは叶う」の実現化?何はともあれメチャクチャに嬉しい。それはこのようにして写真に撮って遺しておこうというのでもお判りいただけるだろう。肉も魚もやっぱり美味しいものは大好き、でも好物を一つ上げなさいといわれると、1も2もなく「マンゴー」と答える。コーヒーは別格。これは嗜好品で食べ物、好物を越えるもので、お酒のみの人が酒がないと生きていけないように私はコーヒーがないと一日が始まらない。山内さんはご縁があって昨年、美世咲の美しい海の前で「海前結魂」「仁善(人前)結婚」された折に、司祭をさせて頂いた縁。ご主人は誠実を絵に描いたような人、奥さんは明るくかわいく聡明なカップル。マンゴーのような滋養と味わい深いご夫婦だ。今日の朝食のように爽やかなお二人だ。山内さんとマンゴーに乾杯!神謝! (2005年 7月 27日 [水曜日])
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日々己に対して檄をとばせ |
一日一日を生きる 毎日毎日を積み重ねていく そういう日常生活の中で 戒めないといけないことは マンネリにおちいること 日々に鈍感になることです 日々新たに 日々新鮮な一日を生きるために 自分自身に激励を送り 自分自身に勇気を与え 自分自身に檄を飛ばすことです 自分自身に ガンバレという メッセージを 欠かさずに送っていると 自分がガンバリ人間になれるのです 今日も さあガンバロウ! 【おやじめえる】自著 1994.3.1発行より (2005年 7月 26日 [火曜日])
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I can I will 愛感愛宇偉流 |
■千財意思来で、県代表を手にする。中学での講演会で、最後に、西口代表が選んで、「愛感愛宇偉流」を唱和した 男の子です。西口先生のお陰様ですと、お礼を伝えて下さいと事 すごい! ありがとう〜 熊より■ 土曜日の夜、うれしいメールが飛び込んで来た。19日に沖縄の上本部中学校で夢語りなる講演をさせて頂いた時、最後に一番前に座っている元気そうな少年、中三の野球部の男の子に前に出て来てもらって「I can,I Will=愛感、愛宇偉流=愛を感得して宇宙の偉大な愛の流れを受け止める」と全員起立して唱和して貰った。話材の中にイチロー選手のことを話して、彼はヒットを打って1塁ベース上にいること、あるいは3塁ベースにスライディングしていることをイメージして千財意思来と60兆の細胞を活用して打席に入っている。だからヒットの確立が高い。一方、2軍の選手は代打で登場して「ここで打たなければ、また、2軍落ち」と思い、それを瞬時にイメージして打席に入る。だから60兆の細胞が萎縮した状態で打つのでヒットの確立が低いと話した。きっと、彼はイメージトレーニングを活用し千財意思来を見方にして活躍したのであろう。それをわざわざ連楽してお礼を伝えてくれる純情さがうれしい。 チョッと効果が早すぎるぐらいだが、彼がいかなるこれからの人生の場面でも活用してくれれば、きっと成功するだろうと思う。自信とは自分を信じることだ。因みに60兆とはピンと来ない数でしょうが、毎日100万円遣って18万年。実に天文学的数字だ。この60兆の全身の細胞を味方につけて千財意思来を活用して、毎日、明るく楽しく元気良く、I can I willと愛言葉を言って生きるのとでは絶対人生は変ると私は信じている。 夢語りをさせて頂く中で、一人でも多くの人に自己実現をしていって欲しい。私は今、進行形で実践している。 (2005年 7月 25日 [月曜日])
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美術館散策 |
夏期講習の間の貴重な休日、家内と二人で兵庫県立美術館に出かけた。ギュスターブ・モロー、フランスの歴史画家で印象派の画家達から見ると無名に近いのだが、彼らより早い時代の画家だ。ギリシャ神話や聖書に画材を取ったものが中心である。家内と二人でというと聴こえはいいが、つまりはアッシィー君ならぬ運転手代わりである。1974年に結婚しているので31年になる。映画も50割引で夫婦で見ると1人1000円で見れるようになった。これが一番うれしいことだ。 モローの感想はやはりゴッホ・モネ・ゴーギャン・ビュッフェ・ピカソ・ミロなどの方が好きだ。音声ガイドを頼りに鑑賞したが、とても創作意欲が湧いて来た。やはり美に触れることは楽しいことだ。 ■美偉成寿(ビーナス)=寿でたく偉大な美を成す。 ■美遊頭(ミューズ)=美しい遊び心をもつ頭脳。 美遊事(ミューズ)=美を求めて遊ぶ。 ■燦多真理吾(サンタマリア)=吾、真理を多く燦々と得る。 ■日真和理(ひまわり)=お日様、太陽の真理は平和である。 (2005年 7月 24日 [日曜日])
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一寸先は光 |
同じ西宮でネイルアートの会社を経営しておられる高野さん。昨年、初めて「夢語りと遊書展」をする機会を作って下さって、異業種の方のお仲間も紹介して下さった方で、私のボランテイア活動にも積極的に支援してくださっているのだが、今回も「夢人」の写真集を購入して下さって、近くの会社にお持ちした。その折に石川洋先生の御本と「一寸先は光」中田完二著廣済堂出版¥1200−と講演ビデオを頂戴した。第2章まで60ページを読んだが『凄い』の一語に尽きる。本の帯にはこう書かれている。 「白血病、脳腫瘍、そして全盲との闘いで見た命の輝き」小生はおそらく眼を失ったら生きていく勇気はないだろうと思う。それまでの順風満帆の人生に訪れた苦難。私の場合は2歳の時に訪れた小児マヒという大病。私には幸いなことに闘病生活の記憶もないが、その分、母や兄姉の苦労苦難は相当のものであっただろう。今、五体満足に生かされていることに神謝せずに生きないで許されるはずはないと思っている。生きている、生かされているというだけで幸せなことである。この身をお役に立たせていただくことが、小児マヒから救って下さった天へのお返し報恩だと、今、生かさせて戴いている。母に父にすべてに神謝、万物に感謝である。『生ききる』ことに歓謝である。 (2005年 7月 23日 [土曜日])
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ウチナーぐち |
ウチナー(沖縄・美ら島)へ行って本当の良さを知るには、ウチナンチューに出愛をすることだと思う。そうすると間違いなく沖縄病に罹ってしまう。私などは重症患者で年に3,4回は行かないと病気になって元気が無くなる。今回は充電充分で元気溌剌、美多民愛(ビタミンI)で満たされている。 海を見て暑さにかぶれてまずい沖縄そばを食べちゃうと、もう行きたくないという人がいるが、それはきっと日頃の精進が良くない人かもしれない(ゴメンナサイ)。 私が沖縄ベスト3をあげると1.人、2.天然自然の気、3.言葉。たくさんの美しい意味深い言葉がある。 ■愉運多来(ゆんたく)=仲良しの人とお喋りすること 楽しく愉快にしていると運がたくさんやって来る。 ■仲癒来慰(なかゆくい)=ゆっくり中休みすること 自然と仲良くすると心が癒され慰められて来る。 ■何来無差(なんくるないさ〜)=なんとかなるさ〜 天から見れば幸も不幸も何が来ても差は無いさ〜。 ■美流来癒河風(みるくゆがふ)=弥勒菩薩が住むユートピア 癒しの大河の風が美しく流れて来るところ。 ○ウチナーグチを漢字に当てはめて書いたものです。微妙なニュアンスはウチナンチューになりきれていませんので、つかめていないかも?ウチナンチューの方、教えてください。 (2005年 7月 22日 [金曜日])
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夏の陣(仁) |
やればできる 【成績は頭のよしあしよりはむしろ心的態度の問題である 〜ダーウィン〜】 B4の紙に大きく書いて生徒さん全員に配布した。元の言葉は<学問の成功>はであるが、生徒さんように書き換えた。これは人生の成功はとも書き換えられるものだといえる。朝9時からの1時間目始業にあわせて教室の校舎横の自転車置き場に15分前から立って、愛擦(挨拶)をしている。生徒さん達に愛を擦りこませていただいている。今日の時間はほとんど講話?説法?訓話?をさせて頂いた。決して説教ではない。心的態度といっても一般的な会話で使われる言葉ではないので、生徒さんたちは、何となく解ったようで解らない言葉だから、子ども達のレベルに合わせてお花詞させていただかないと伝わらない。伝わらない言葉をくどくど繰り返して「何べん言うたら解るねん!」といわれても迷惑な話だ。[伝わらないのではなく伝え方が悪いのだ]と思って伝わるまで工夫することが、子ども達への大人の義務だと思っている。伝わるまでのプロセスはまさに<忍耐>そのものだ。この頃の子ども達は我慢することを知らないという前に、躾をしたり教えるということがいかに我慢すること、忍耐のいることであるかを自覚しなければならない。 この夏、夏の仁として、子ども達に仁、心的態度を身につけさせれば成績は必ず上がる。それが大事な教育だと思う。 (2005年 7月 21日 [木曜日])
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字力(じりょく) |
『人は人によって磨かれる』 今回の沖縄の旅で、またまた深く体感したことである。考えて見れば当たり前のことだが、これを自覚しているかどうかは大違いである。正直に言って、はや高校時代ぐらいから「対人関係」は大事にしてきた。それが大学で茶道をするようになってさらにその点を学んだ、塾業界で30代で事務局長や副理事長を経験して、時に八方美人とも言われた。しかし、それは諍いや口論を好まずという態度をとってきただけであった。人が人の間(愛多)で磨かれずしてどこで磨かれようか?しかし、擦れるということもある。それはいい人の間で磨かれるかどうかと言うことだ。いい人の間に在って磨かれたといえるのである。 字遊人としてのこの3年間、何が一番かといえば、それは人との出愛だ。自分の行動範囲を越えていろいろな人に出会う。今回も多くの普通であれば合えそうにもない人に会える。そして、そこには「字」があるので、これが一つのパワーになって仲介、取り持つ縁を果たしてくれる。 今の所は私自身の徳と字の力を計ると「字力」の方が大きいように思える。言葉の力のお蔭で得(徳)を戴いている。沖縄の皆さん、有難う。 (2005年 7月 20日 [水曜日])
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遊書来舞 in OKINAWA |
■国際通りから平和通りへ入った所に『まさかやぁ〜』という説法・漫談・民謡ライブの店がある。私が初対面、一発で大好きになったケン坊こと安里賢次さん。新聞によると元やくざ屋さん、極道。ヤクザと極道は違うそうだ。正にその道を極め、今や、中学校を始め各地で講演・公演をされる沖縄の炎の人。炎人=エンジンは今回、私が名付けさせていただいた。ライブは炎が燃える如く熱く激しく、その笑いと説法は火焔の如く聴くものの心を燃やす。炎の人はゴッホの代名詞だが、普通の人が一つのエンジンを搭載して生きているならばケン坊は炎人(エンジン)を5個も10個も搭載しているほどのエネルギィーを持った人。嘘っぱちのオーラではなく、本物のオーラが燃えている人。だから、ライブ以外の時は相手を優しく包む気を発していて安心感を醸し出している。ケン坊との出愛も『字』から始まった。私の手製の「福島千枝子」という名刺の字を見て、この字を書く人は「只者ではない」と言ってくださって、只、それだけで4月10日の読谷の遊書店にお祝儀を持って来てくださった。まだ。お愛したこともないのに。そして、今回が2度目の出愛なのに、即、小生のためにたくさんの素晴らしい人を集めてくださって、遊書来舞をさせて下さった。それも私が愛待(会いたい)という申し出に答えてこの機会を作って下さった。人生56年、たくさんの人にお出愛して来たがこのような道を極めた方は、本当に初めてで文字通り『出逢りば兄弟』(イチャリバチョウデイ)を言葉でなく、人生そのものにしておられる所に感銘を受ける。「親戚のように月愛」しましょうという言葉は本物だ。ケン坊の言葉には真実しかない真っ直ぐなところがある。それが彼の人間としての魅力なのだろう。「まさかやぁ〜」は、まさかそんなことが〜という、「まさか」。これはケン坊の奥深い人間性に触れると、思わず「まさかやぁ〜」と思ってしまう。 ■ヒーリングライターの米盛智恵子さん。「にしぐちさん」という一言で眼と眼があって、魂がドッキングして結魂(けっこん)してしまった。あの優しい美笑と眼差しは弥勒菩薩のような静心さがある。陽凛具来多(ひーりんぐライター)=太陽のような凛としたものを具(そな)えて多くのものを持って来てくれる人。 この来舞で私は舞い上がり来て興奮してしまって、独りよがりで勝手に美しき誤解をして結魂したと思っているのかも知れないが、僕よりも妹の年下のネーネーだが、母のような人を包み込む優しさを持った人だ。近い将来、二人で『結魂展』をさせて下さいと御願いをした。沖縄と神戸で・・・。また、夢ができて魂が舞い上がりそうだ。智恵子さんのマネージャーは天(神)とのこと。この感覚も素晴らしい。風遊人と字遊人の心魂良好(新婚旅行)は天来天来(ティクルティクル)で風に吹かれてどこへ行く、どこにも行くがあなたの心と私の心の愛多に言って見たい。 ■下地則子さん。 強い引力を持って人をひきつける美笑美心。天下天地天則天子(てんかてんちてんそくてんし)。天下天地は宇宙のこと、天則は夏目漱石が側天去私と言ったように、天に則して私心を去る。天子は人は皆、天の子、神の子兄弟という意味。なんと素晴らしいお名前なのだろうと思ってしまい、それそのままの人のように思える人だ。 ■上江洲書店社長・上洲さんご夫婦。 実直そのままで「正直清浄礼和質朴の夫婦」本当は僕が一番憧れているタイプで、私のように目立ちたがって前に出て喋って動くのではなく、黙って世のため人のために只ひたすらにお志事をしておられる方。 今回の大教訓は『人は人によって磨かれる』だから、良い人に出会ってよい人に心を磨いていただくことだと学ばせて頂いた。 ■高見知佳さん 名刺代わりに知佳さんの知をとって「知空=ちから」をお上げしたら、望亜(モア)ちゃんというお子さんの名前に因んで、わが子が大きく逞しく育ってくれるように何か書いて欲しいとリクエストして下さって募金して下さった。一枚はA4の月桃紙全面に望亜と書かせて頂いた。もう一枚は「望み愛・希い愛・育ち愛・神謝」と書かせて戴いたら、感激して喜んで下さった。どちらかというと芸能人の方はあまり好きなのではないが、気さくで飾らず偉そぶらない心的態度はとても好感を持たせていただいた。流石、ケン坊の店の常連客だけあって、ここにはいい人しか来ない気があるらしい。 (2005年 7月 19日 [火曜日])
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夢語り「千財意思来」 |
最後は全員が起立をして「I CAN I WILL」= (愛感、愛宇意流)。愛を感じ宇宙の愛、意思、心の流れを感じて行動する。の言葉を唱和して終わった。上本部中学全校生徒さん対象に「千財意思来」について夢語りさせて頂いた。2年前の11月に「連愛」のCD発表と夢語りをさせて頂いて、今回、夏休み直前に講演をさせて頂いた。二年前にパフォーマンスで講堂の真中で月桃紙の障子紙、タテ1.8メートル、ヨコ1.2メートルの大作品を書かせて戴いて、それを見て気を良くしたせいもあって、楽しく講演させて頂いた。「夢・一緒懸命」と額装された字は、大きさの点で迫力があった。 話の内容はノーベル賞の小柴昌俊さんの発見されたニュートリノ、私はこれを「宇宙のエネルギィー」と言っているのだが、私達人間はこのエネルギィーを60兆の細胞に戴いて生かされていることについて話をして、潜在意識=千財意思来、沢山のという意味の千の意思、想い考えが宇宙から来るという話をして、Oリングの実地と卵立ての実験をした。卵はサポーター隊長のOさん、この方は文字通りのあるところの真面目な隊長さんで、ここのところ西に東について来てサポートして下さっている。ここの中学のPTA副会長が熊さんで、高校生の娘さん二人には遅刻をさせて私の話を聞かせ、東京からの中高生のお客さんまでお誘いする力の入れようで支援して下さった。ビデオカメラやデジカメは魂で結ばれているよう子さん。実際には魂が結ばれているかいないかは解らないが、そう思うことによって潜在意識には大きなプラスとして作用することは確かである。ほんとに皆様のお蔭、お蔭の力で育てて頂いている。中学生の彼らにとっていい夏休みになるプラスになる話ができたと思っているのだが・・・。 (2005年 7月 18日 [月曜日])
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気郷(ききょう) |
沖縄遊書・講演旅行です。 17日18日・美世咲 19日 ・上本部中学校で「夢語り」 ・那覇「まさかやあ」遊書来舞 20日 ・帰阪 里帰りは魂・気の郷帰りです。 ■弟のように親しくしている新海(石黒新海)が泡盛の卸業をしているので、彼に力を貸して戴いてノーラベルの泡盛に私の手書きのラベルを作ってお土産にさせて頂いた。「至宝の泡ガラス 虹」「美世咲」「まさかやぁ〜」赤の長方形のラベルには「酒は男を磨く水」と入れさせていただいた。 空港から美世に向かう途中、読谷の稲嶺盛吉先生の所にお土産をお持ちすると、たまたま台風の影響で広島より帰って来ておられてお愛することができた。西宇さんの赤ちゃんの誕生祝いに泡ガラスを頼まれていたのでコップと皿、本土で買うと2万円相当だが、代金をお払いしようとするといいですと仰って払ったら「首絞めるぞー」と笑い飛ばされる。次期、人間国宝の候補にも上がろうといわれている泡ガラスの先駆者、第一人者で人柄が素晴らしい方だ。作品が進化して素晴らしくなっておられ、海外で賞を取られる度にまた新作に望まれる。芸術家の進化を目の当たりにさせて戴くのは光栄である。 (2005年 7月 17日 [日曜日])
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中秋の名月 |
今年は9月18日(日)の頃が中秋の名月。シーサイドホテル舞子ビラ神戸で「名月鑑賞能」が催される。そのチラシの筆文字の依頼を受けて書かせて戴いている。今、7・17/1:46.一様書き上げさせて戴いた。明日17日から夢語りの講演と遊書展で沖縄に帰る日で準備に追われている所だが、大至急とのことで愉しませていただいた。まあ、何とか2〜3時間は寝れるかなあ・・・。兎にも角にもノーと言えない日本人の典型の小生としては、人様のお役に立たせていただけることは、自分の能力を超えていることでも「お引き受け」してしまう。 いい意味でどちら様も小生の字の「上手さ」を知って依頼される方はなく、面白さ・親しみさ・味わいを見て依頼してくださるようなので、それにお答えさせていただいている。正に「何来無差」なんくるないさ〜で、何とかなるさの突貫精神、一心にご迷惑を懸けることのないようにだけは気をつけているのだが、そのような綱渡りをさせていただきながら、皆様に育てて頂いている。有難いことだ。感謝・神謝・歓謝。明日は沖縄と思うだけで元気が沸いてくる。 (2005年 7月 16日 [土曜日])
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沖縄からのメール |
西口先生 こんにちは!○○です。お返事たいへん遅くなりました。 鯛賀寿の驀進で、ほっとんど仕事に身が入りません(笑)。 自宅近くの居酒屋タイガースも、連日連夜の大熱狂。 「小禄今岡会」を旗揚げして、威勢を上げています。 来週のお帰りは、珍しく駆け足のスケジュールなんですね。 詳しく把握できていないのですが、遊書展…ですか? 沖縄はいま「サガリバナ」の開花の季節で、夕方から夜、 ひっそりと優雅な花を垂れ下がらせる南の自然のイベントを、 先日見てきました。那覇では県庁構内に咲いてます! ■メールを戴くのはうれしい、そして送るのもうれしいものだ。 (写真はサガリバナではありません。) (2005年 7月 15日 [金曜日])
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雑巾の花 |
雑巾はわが身を汚してまでも周りを清め、自分はボロボロになっても自分の使命を果たそうとします。雑巾の心は「世のため人のため」を第一にしています。人はみな一人では生きてはいけない、誰かのお世話になって誰かのお世話をさせていただいて、お互いが蔭になって支えあって生かされている。お蔭様の力、お蔭力で日々生かされている。私たちも一輪の自分の花を咲かせるために、雑巾の心に学んで生きたい。そういう想いでこの書は雑巾で書かせていただきました。 ■雑巾の花・雑巾の夢・雑巾の心。雑巾で書かせて戴いている文字がある。結構人気があってお褒め戴いている。 (2005年 7月 14日 [木曜日])
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育知愛・学美愛 |
阪神と、友に絶好調の熊です。タバコをやめて、三ヶ月、心身と友に、調子いい感じです稲嶺先生と一緒に、ヤメました。45分、短いですが…潜在意識‥楽しみです、よろしくお願いします ■育知愛・学美愛という言葉がある。熊さんは私とおよそ10歳違いの年下。しかし、間違いなく僕を育ててくれている。字遊人・西口賢治の育ての親だ。いろいろな場を与えて下さり、いろいろな機会を作ってくださり、いろいろな人の出愛を場を作って下さる。私はその場を戴いて、一歩一歩前へ進んでいるように思う。親子・師弟・先生と生徒、この間においても、一方的な指導・教えだけではなく、双方向、相互に感化しあって成長するものだと思う。 我が愛擦る熊さんと泡ガラスの稲嶺先生が禁煙をしたと言う。健康を考えると素晴らしいことだ。特に熊さんは調理場、海厨(みくりや)ではタバコは吸わなかったが、稲嶺先生は愛煙家。二人で約束をして禁煙されたことは素晴らしいの一語に尽きる。立派なことだと思う。小生はと言えば、おそらく病気にならない限り喫煙していくことだろう。 (2005年 7月 13日 [水曜日])
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上本部中学校での講演 |
2年前の11月に沖縄の上本部中学校で講演をさせて頂いて、今回、また、リクエストを戴いた。前回の評価の一つの表れとしてうれしい限りだ。今回は「千財意思来(潜在意識)」についてお花詞させて戴く予定で、気愛が入っている。下記は前回の礼状の文章です。 ■上本部中学校 生徒の皆さんへ■ 皆さんお元気ですか。大きな夢実現に向けて、日々新鮮に一緒懸命に生きて【勉学・部活・遊びなど】おられますか?夢人(ゆーめーじん)カードは書かれましたか?私は『遊書展5大陸制覇』と書いています。勿論、『わったぁ本部ちゅになること』、そして、欲張りにも、『遊書展を100回する』も付け加えました。無欲に「夢欲」を掲げています。自分には力はありませんが、世のため人のためを思って頑張っているとたくさんの仲間の人ができて手伝って下さいます。まさに「一緒懸命」です。一人では何もできないけれど一緒になればできます。一人だとサボって怠けてしまいますが、一緒だと元気が出てきます。勇気が湧いてきます。親・兄弟・友達・仲間・先生・あらゆるものの『優情=友情』をいただいて、できないことができるようになります。夢人カードを未だ書いていない人は、ぜひ、書いて下さい。夢は口にして文字にして、繰り返せば「念ずれば夢ひらく」で必ず実現します。 色紙の『夢』は、愛と勇気とサム・マネー、そして平和です。赤が愛。金色が勇気とサム・マネー。青が平和を象徴しています。皆さんには、その上に「命どう宝」。五体満足の体と素晴らしい若さという宝物があります。これだけあれば、心に描いた夢は必ず実現します。若いから、お金持ちにも成りたいと思って頑張ってください。そして、いつの日かそのお金を世のため人のために活かして下さい。そうすればお金よりも、もっともっと大事なものがあることを知ると思います。 一枚一枚違う言葉の「夢葉書」。それは神様からあなたへのメッセージです。これがみんな同じ言葉であれば、一つのメッセージに過ぎないかもしれませんが、ひとり一人いちまい一枚違うということは、その葉書はあなたのために書かれた神様からのメッセージだと思います。その一字一句を大切にしていただければ本当に嬉しいことです。 『連愛』のラブソングは、いかがでしたか?村ちゃんと僕が、上本部中学の皆さんのために、平和を願う世界の人のために作りました。今回は村ちゃんの再「出美遊=デビュー」でした。僕の10回記念の「遊書展」でした。その記念すべき会を皆さんの前で出来ましたことは、私たちにとって最高に幸せでした。皆さんと私たちはもう「連愛」で繋がり愛ました。皆さんも先生も私たちもみんなみんな「一緒」です。来年、オリンピックがアテネでありますが、本当は五輪ではありません。一輪のオオキナワ=大きな和(輪)=沖縄であるべきです。連なる愛をみんなが持てば、世界は一つの沖縄(大きな輪)になるはずです。「わったぁ本部ちゅ」に誇りを持って、大きな夢を持って、夢を持って、一緒に頑張りましょう。皆さんを応援しています。どうぞ、私たちのことも応援して下さい。心より愛と感謝を込めてお礼申し上げます。 (2005年 7月 12日 [火曜日])
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沖縄ことば(ウチナー口) |
■風楽風遊(FURAFUYU)■¥1500−。 著者発行者・米盛智恵子さん(ヒーリングライター)。 風楽はバカ、風遊は怠け者。 「あなたの笑顔は宝だよー!!あなたの小さな笑顔が大きな和になるよ〜!大丈夫!!ナンクルナイサー(何とかなるさ)笑って笑って”良かっ種”はあなたの心の中にあるよ〜!!」〜本の帯より〜 沖縄の浦添市にある上洲書店の店主さんから本が送られて来た。それは私が永年、捜し求めていたものである。ウチナー口と言われる沖縄ことばを字遊したい、遊書したいと思っていたら、僕と同じようなことをしておられる方が、やっぱりおられた。沖縄のネガテイブな言葉を感じになおして癒しに代える感性は、小生と違って女性らしさを感じる。文字と絵を見ているとそれだけで癒されると言うより、美笑(ほほえ)んでしまう。 この本も、米盛さんとも、心の中で求めていたら、風のように楽しく風に遊んでやってきたような気がする。神様がきっと会わせてくださる。心はもう会った気分でいる。 (2005年 7月 11日 [月曜日])
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繁心待我寿(阪神タイガース) |
49勝31敗3分、勝率613、ゲーム差8。誰が予測したことだろう。1昨年の優勝した時、掛布・バース・岡田で優勝した時よりも好成績ではないのだろうか?この盛り上がりのなさはなんなのだろう。毎日新聞の見出しは『虎に死角なし』「9カード連続勝ち越し」「金本絶妙先制呼ぶ三盗」と阪神ファンには嬉し過ぎるようなリードが並ぶ。星野と岡田のキャラクターの差も確かにあるだろう。鳥谷・矢野が3割近く打っている。金本・赤星はベスト5.7位。今岡は打点王。藤川の予想外の活躍。もっともっと喜んで大騒ぎしていいのに、どこか燃えない。一度、足を運んだ甲子園は巨人との負けゲームで面白くなかったが、どこかが少しずつ変って来ている。球場の入場券の販売法の変化も否めない事実かも知れない。PCなどによる予約制。去年などはその日に足を運んで並んでキップを買って入場したが、今や、PCなどでほとんど売り切れてしまう。飛行機・JR・ホテルの予約などは私もPCを使うが、野球のチケットはまだ買ったことがないし、どこか馴染めない。確かに待たずに帰るのは楽ではあるが便利さが、本当にお客様本意だろうか?PCを持ってない人、使わない人。阪神ファン、虎ファンはそんな都会派のシティーボーイではない。甲子園観戦歴45年の小生にしては、昔の甲子園と今とでは、球場の面白さが全然違う。酔っ払いの虎キチがまずいない。周りを笑わせる面白い野次を飛ばす野次馬がいない。形成が悪い負け試合の時に出る虎キチの野次は、一つの球場の花でもあった。村山・長島・王の伝統の一戦の時代には、一球一打に拍手が甲子園の球場にこだまして響き渡った。女性客が増えお客さんが上品になった。持ち込み禁止で紙コップのビールしか飲めないようになって酒飲みが酔っ払うほど飲んでいる姿が見られない。7階裏のジエット風船はあるが、鐘太鼓や一投一打のどよめく様な歓声がなくなった。 繁心待我寿、心を繁らせて我が寿ぎを待つ。阪神の優勝を祈願して地元の盛り上がり、地域の活性化を心から念じたい。 (2005年 7月 10日 [日曜日])
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コロンブスの卵 |
コロンブスの卵の話は有名だが、普通の卵を立てることができるかどうか?答えはイエスである。力学的にある一点で物理的に可能なのだろう。小学生SEクラス12名の子ども達全員と一緒にチャレンジした。@やればできると思って潜在意識を活用すること。A指導者が良いこと。これがポイントだと、私は子供たちに大言壮語して、全員に家から卵を持って来てもらった。予想は10人がOKで上手くいかだろうと想定した。その数の加減で私の指導力が試されると思った。お蔭様で全員がクリアした。勿論、立てやすい卵と立ちにくい卵がある。家から自転車に乗って卵を割らずに持ってくることすら、チョッと難しい。現に開始前に割ってしまった子が一人。説明中に割った子が一人。忘れて来た子が2人。ここでもう8人の数だが、卵を自分の分も用意するために買いに行って全員に持ってもらって見事に成功した。 早い子は5秒、最後の子で15分。ラスト2人は半ば諦めかけたが、この子のこれからの勉強やいろいろなことへの自信のために何とかと想い、一人は立ち易い卵を持ってもらい、もう一人はマンツーマンで指導をして立てることができた。 何事もやってみると簡単。無理だと思っていたことが、「できる」と信じてやればできる。この体験を生かして学んでくれれば大きな学習になったと思う。 (2005年 7月 9日 [土曜日])
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牛心(ぎゅうしん) |
但馬屋・梅田店さんの案内状が届いた。ちょっとした心遣いの中に真心が伝わるお手紙だ。一通の書状の中に心を込める。これはとても大切なことだと思う。本当にお客様に心から着て欲しいと思うならば、その思いを形に表さないと伝わらない。その心を形にする時に美しく表現するのが日本の文化の良さ、日本心の粋さだと私は思っている。 ■『ゆっくりとお寛ぎいただける隠れ家的空間で自慢の黒毛和牛を堪能戴きたいという想いで創りました。是非、一度、足をお運びいただければ幸いでございます。』一字一句に真心がこもって無駄のない文章だと思う。 私が沖縄に特別注文させて頂いた『牛心』というラベルの泡盛が届いた。牛の絵の元絵は、恐れ多くも俵屋宗達の気品と格調があるもので、牛心を「富と繁栄」を祈念して金文字。特別限定酒の文字を「愛と平和」を祈願して赤枠で銀文字で書かせて頂いた。 贈り物に心を添える。心を形にする。心をいただき心に感謝する。そのような『日本心』を大事にいきたいと思う。 (2005年 7月 8日 [金曜日])
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七夕のお祈り |
偉法=いのり、偉大なる宇宙の法則。 @美世咲。愛と平和が美しくこの世に咲きますように。 A私が世のため人のためのお役に立ちますように B子どもたち(塾生)が成長してくれますように C子どもたち(塾生)が良い子になりますように D塾が繁栄して地域に役に立つように E私の夢が実現しますよう F友人の店が繁盛しますように (2005年 7月 7日 [木曜日])
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事夢書通心 |
中尾税務会計事務所さんから1年ほど前に「事務所通信」を送って戴いて、礼状に『事夢書通心』=夢の事を書いて心通わすとお送りしたら、すぐに次号より題字として使って戴いて、毎号送って戴いている。数字に弱い私にしたら、税務会計事務所所長とか言われると、さぞや怖い固いイメージを持ってしまうのだが、あにはからんや、なんととっても素敵なかわいいお嬢さん。巻頭のの「所長のひとこと」が毎号洒落ていて楽しみに読まさせていただいている。 ■業績低迷の会社には明確な共通点がある■ @会社のみんなが自分が今やっていることに集中しゴールをみていない。皆が部分最適を目指し、それが全体不適を生んでいる。 A利益追求の不徹底。利益が上がらないのに今の価格のまま何もせず売り続けている。 B会社は何も手を打たなければ売り上げも利益も下がろうとします。そしてわかっていても決断できない。 お見事な分析だと、勉強させられた。所長は中尾久美子さん。僕の遊書をご贔屓いただいて、段ボールの大判を額に入れて自宅にも事務所にも飾って下さって、事務所はミニ展示場のように飾って下さっている。私はこのような方に支えられ育てられ、成長している。異業種であるから余計にいろいろなことを学ばせていただいている。 (2005年 7月 6日 [水曜日])
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友を送る |
訃報(電話で)が突然に飛び込んできた。「まさか」という思いで声が出なかった。一週間前に手紙を出していて、その返答が帰って来たのかと思ったら、「療養しておりましたが、今日亡くなりました」。身内や親の死については「予期」があり、年齢などの寿命、順番と言うものがある。M氏は私と同じ歳で、甲子園学習塾の出資者でもあり、5年ほど前までは役員でもあった。 26才の年から30年余、一緒に苦労をして来た。彼は事業欲も旺盛でグループを作っていろいろな分野で成功をしていた。酒が好きで少しは太り気味ではあったが、昨年、京都にレストランをオープンさせてお祝いに駆けつけてその時に話をしたのが最後になってしまった。 何ともいえない虚無感、人生の無常、儚さを感じる。あんなに頑張っていたのに信じられない。「人間死んでしまえば終わりなのか?」と思わずにはいられない。小生は坂村真民さんを仰いで40才の年の差を励みに96,97歳と目標にしているだけに、彼の遣り残した志を思うと、人生半ばだ。誰も皆、突然、あるいは急激に迫り来る自分の死など考えもしないし、考えたくもないことだ。 数年前に友の自殺に接し、ここで旧友の死に接し、何ともいえないやるせなさを感じる。彼らの分まで生ききる。それが友への供養だと思って頑張るしかないのだろう・・・。 『無念さを思えば辛く言葉なし 供養の想い 我は生ききる」 友よ さらば! どうか安らかに眠ってくれ! (2005年 7月 5日 [火曜日])
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育知愛(そだちあい) |
■『牛は大地を耕し 人は心を耕す』 ■一歩一歩着実に ■神迎 ■来る人も又来る人も福の神 私が世界一美味しい焼肉を食べさせてくれるお店と推奨する但馬屋さんの梅田店が7日にオープンする。社長の魂と製作者・プランナーたちの想いが込められて和風、茶室のような焼肉屋さんが出来上がった。そのお手伝いとして壁に遊書させた戴いた。紙とは違って壁に書かせていただくのは大変難しく、全然思ったような字がかけなかった。でも社長さんが「お蔭さんで、先生に魂を入れて頂きました」と言って下さったので救われたような気がした。まだまだ、この域の字を書かせていただくには10年も20年も早いと思った。でも、社長さんは僕よりもひと回り以上も若い大好きな人だが、字についても考え方についても、私を育てて下さっている。特に字は、この但馬屋さんのお店からコースター、Tシャツまでいろいろと書かせて戴いて、勉強させて戴くというよりもその機会を通じて育てて頂いている。大事な店の壁に字を書くなどは頼んでも出来る事ではない。本当に有難い機会を与えて下さって神謝である。 (2005年 7月 4日 [月曜日])
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各頭技(かくとうぎ) |
ティチャーズアカデミィー。48回目を迎えているこのセミナーはプロ教師のためのプロ教師によるセミナー。名付けて「各頭技」=格闘技、各々の頭と技を実践の授業で磨き合うというもので、このような実のあるセミナーが他にはないだけに価値のあるものだ。20代30代の前途洋々たる熱心な塾、予備校の現役バリバリの教師・講師が、英語の滝山・日本史の横田といわれた、代ゼミ・東進で一斉を風靡した両先生の前、参加者の前で授業をして、痛烈な批評・非難を受けて実践勉強するもの。 見ていて可哀想なぐらいだが、考えてみると下手な授業をされたら、可哀想なのは生徒さんの方で、これぐらい磨かれたら一人前に成長して行くだろうと思われる。おそらく、公立高校の先生方が模擬授業をされたらボロカスに言われて、中には立ち直れない場合もあるだろうと思う。しかし、生徒さんの前に立つということは、それぐらいに厳しいものだと思う。このような良心的なセミナーが広がっていくこと継続されていくことを心から願うものである。久しぶりに滝山節の名調子、横田先生の冒頭の芸術的な文字と、実地の指導を垣間見せていただいて、勇気を貰って帰って来た。 (2005年 7月 3日 [日曜日])
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遊書来舞(ライブ) |
いろいろな場所で遊書展をさせて頂いて、いろいろな方にお出愛をさせて戴く。そこでお出愛した方とまた出愛って、拡がっていって、また、遊書展をさせて戴く。愛が連なっていく連愛ごっこ。4月に座喜味の長浜邸で遊書展をさせて戴いて、その時に那覇の国際通りで太鼓・三線のライブハウスの居酒屋をしておられる「まさかやあ〜」の安里賢字次さんが来られて、素敵な楽しいご縁を戴いて7月19日にライブハウスで琉球民謡と遊書のジョイントライブをさせて戴くことになった。初めての試みのジョイントだ。笑唄繁情(しょうばいはんじょう)で笑って唄って優情・人情を繁らせる。楽しみなことだ。安里さんのお友達で上洲書店の上洲社長さんが「うえず通信」を作成してくださって、それをお客様に配布されて広報してくださるという。私をサポートしてボランテイアの活動してくださっている沖縄の方に話をすると、何人もの方が安里さんを知っているという。この3年、遊書展をさせて頂いて感じることは、「みんな繋がっている」ということだ。逢うべくして逢っているように思える。 19日のライブは夜6時から12時になっているが、おそらく2時3時になることだろう。それも楽しみなことだ。 (2005年 7月 2日 [土曜日])
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千財意思来 |
潜在意識を活用すると千財意思来、千の財産となる思いが来る。ここ1,2年、書物を通じてでは小柴昌俊さんが、ニュートリノを発見されてより、ずーと潜在意識に導かれている。平成6年に買ってずっと私の塾長室の本棚に積読されていた本が、私に飛び込んで来て、今、それにはまっている。もっと早くにこの本に出会っておけばという反面、今だからこそ、心琴に触れるというか、心に響いてくる。不思議なほどに10代の頃とは違った感覚で、読書による心鮮な感じが強く鋭い。私の潜在意識がいよいよ発露してきたようだ。やっぱり自分の人生、自分自身が期待して楽しみにしないと、私はそう思う。 ■感謝する心は常に宇宙の創造力に近いので、万能の潜在意識も感応しやすく、多くの恵みが、そういう心を持った人に流れていくのです。■願望を実現したいとき、どうしたらいいのか、などということにいろいろ気を使ってはいけません。反対者を予想してもいけませんし、意志の力を使ってもいけません。意識する心の知性を使ってもいけません。まったく自由に、子どものように信じるのです。【マーフィ100の成功法則 大島淳一著 産業能率大学出版部・刊 \1200−】 (2005年 7月 1日 [金曜日])
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